海外人事課に配属されて慌てて買った書籍のご紹介

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英語科専攻でもなく、帰国子女でもないのに海外人事課に放り込まれたわたくし。

いや~、ビックリするわ~。

まったく、どないな人事してくれんねん!

と言っても配属されちまったもんはしょうがない。

日々なんとか仕事をこなしていかなければならないわけで、そりゃあ、毎日が闘いです。

そんな中で私が買い求めた書籍を紹介しようと思います。

 

①海外人事課に配属されて一番最初に買った本

CD版 ビジネスパーソンの電話英会話 (<CD>)」。

びっくりするでしょ? 

もう笑ってくれていいよ。

一番最初に買ったのが英語で電話対応するための書籍なの。

こんな英語レベルのわたしにグローバル人事やれとか、鬼か!

(つд⊂)エーン

 

この本は電話口で想定される会話を網羅しています。一つの表現法だけでなく類似の表現もたくさん書いてあり、そしてそれぞれの表現の丁寧度合・カジュアル度合も目安として書いてあります。

 

電話って相手の顔が見えない状態で話さなければいけないから一番苦手でした。

でも、どの場面でも、どう切り返すかを丸暗記してしまい、それが反射的に口から出るように練習を繰り返していたら英語での電話対応の恐怖はなくなりました。

うん、やっぱりちゃんと努力と準備をすれば英語の電話対応なんて恐れるに足らずですよ!

でもある日、海外から人事に電話がかかってきて、以前うちの会社で働いていたある従業員について聞きたいって言われたんですよ。

「なんだこのアヤシーおっさん。なんでうちの元従業員のこと聞きやがる!」

と、わたしは不信感丸出しで

「なんかヘンな電話かかってきてるんですけどー

って上司に代わってもらったら、「前職調査」でした。

人を雇おうとする時、候補者の前職の会社に電話して、どういう人材だったかさぐりを入れるんです。

これ、たまにあることなんですけど、当時はそんな知識もなかったんで、メチャ不審者扱いでした。

すまんかった、あの時の人事スタッフさんよ。

どんなに電話対応の英語を本で勉強しても、失敗・経験して覚えていくことは多いのだ。

 

②グローバル人事のビギナーに役立つナンバーワン書籍!

海外人事課といっても何の仕事を担うかによって、その人にとって役立つ本というのは違ってきますが、私はとにかく雇用契約書を扱うことが多いので、ダントツこの本が役立ちました。

逐条解説付 わかりやすい語法による 英文就業規則のつくり方」。

「逐条解説付」と書いてあるだけあって、契約書の文言が日英併記されているのはもちろん、どうしてこういうルールになっているのかの労務的な説明から、英文契約書を作成する際に気を付けるべき点の解説とか、実践に役立つ知識も併せて書かれています。

 

私はまったく人事の経験もなく海外人事課に放り込まれたので、まずもって労務関係の知識すらなかったんですよね。

だからこの本は契約英語そのものだけでなく、一般的な労務知識を得るのにも大変役立ちました!

これ、中身は英文就業規則のためのものなんですけど、英文契約書全般に共通する言い回しとかボキャブラリーが出てくるので、グローバル人事スタッフだけでなく、外資系企業の経営者、英語翻訳者、外資系の企業に転職を希望している人などにも有益です。

だってグローバルビジネスの場では契約書ってすごく重要じゃないですか。

「わたし英文契約書読めません」とか、ありえないから!

とにかく私のような右も左も分からない者が英文契約書に取り組まなければならないとなったら、まず最初に手に取るべき一冊だと思います!


③労務関係の勉強のための書籍

とにかく人事労務の知識が皆無だったので、②の本と同時にこの「図解 人事労務担当のための雇用と労働の基本ルールがよくわかる本―社員とトラブルにならないために知っておくべき50のテーマ」も買いました。

これは全編日本語でまったく英語とは関係ありませんが、日本語で理解していないことは英語でも理解できない!

ので、まずはしっかり労務の知識を得る必要があったんですよね~。

これはあくまで当時参考にした本です。ずっとこの本が使えるわけじゃありません。

だって、法令ってしょっちゅう変わるんだモン

買うなら最新の版を確認してから買ってくださいね。

 

④英語ミーティング対策本

海外人事課に配属されると英語のミーティングなんてしょっちゅうです。

まず初心者向けとして「新ビジネスミーティングの英語表現」を買いました。

ミーティング中に想定されるであろう英語フレーズがふんだんに紹介されています。
そして日本と欧米のミーティングの違いなどの説明もされているので異文化ミーティング初体験の人にはまず手始めにこの本がいいと思います。

上記の本を読み終わり、さらに上を目指したい、もしくは英語ミーティングを仕切る役を拝命した!という場合は「外資系コンサルが実践している 英語ファシリテーションの技術」を読んで実践的なファシリテーション能力を磨きましょう!

英語能力うんぬんではなく、多国籍メンバー間の文化の違いを考慮に入れた上でいかに会議を前へ進めるかというコツが書かれており、英語の文字と日本語の文字数は1対10くらいで日本語ばかりです。

このレベルになると英語できるのが前提なんですよねー。

図解で英語会議の運び方のテクニックも記載されています。

自分が司会役でないとしても、異文化間の考え方や仕事の進め方の違いなどが書かれていて、読んでて面白いです。

英語ミーティングに限らず、グローバルな環境で仕事しようという人には大いに参考になる本ですね。

おススメ!

 

⑤国際税務関係の本

雇用契約関係に携わっているとよく税務の話題が出ます。

いくら収入がよくても収入が多ければもちろん税金も高いわけで、高級取りほど税金関係にスンゲーうるさいです。

国際税務は非常に難しく、素人が知ったかぶって軽率なことを口走ると取り返しのつかないことになるので、ちゃんとした税理事務所に任せるべきだと思います。

ただ、いくら税理事務所にまかせるとはいえ、人事の人間が税務関係の知識さっぱりピーマン(死語ですまん)では情けないんで、2冊ほど税務関係の本を買い込みました。

税務の本を英語で読んだ日には頭バクハツするんで2冊とも日本語の本です。(時として物事をはっきり表現する英語のほうが日本語の本より理解しやすい場合も多々ありますがね)

 

いや~、読んでて非常にツマラン

 

興味がないのでホント頭に入ってきません。でも頑張って読みましたよ。

ただし、こういう税務関係の法律もよく変わるので常に知識を刷新していかないと対応できません。あー、ツライ。

 

ところで日本企業が外国に進出する場合の税務の解説をした本ってたくさんあるんですけど、日本企業が外国人を日本で雇う際に参考になる書籍ってすごーく少ないんですよね。

やっぱ日本て、自分たちが海外に出ていくことはあっても、外国人労働者を日本に受け入れることについて消極的なんでしょーねー。

そんな中で見つけたのがこの「外国人及び外国企業の税務の基礎―居住者・非居住者の税務と株式会社・合同会社・支店の税務における重要制度の趣旨からの解説」です。

本当は日本に進出しようとしている外国人や外国企業が参考にするために書かれた本なんですが、要は日本国籍でない外国人が日本で働く場合に出てくる税務に関する疑問や問題について書かれているので、ちょうど良かったです。

税務関係の本でもう一冊買ったのは、「2015年改訂版 日本人・日本企業のためのアメリカ税金ハンドブック」です。

これ、文字通りアメリカの税務に特化した本です。

だってね~、アメリカの税務ってかなり特殊なんですよ。

かの国は税収に貪欲!

いくらアメリカ国民がアメリカから国外に出ようとも、アメリカ政府様はしっかり国外就業者の手綱を握って税を回収しようとしてきます。

それに見合う旨味をビジネスマンに提供できる国であるのも事実ですがね。

◆本を読めばすべて解決するというのは幻想。事件は現場で起きているんだ!

生活スタイルも就労スタイルも違う者同士が一緒に働くとなると、そりゃあ一筋縄ではいきません。

どんなに本を読んで知識をつけても、体験しないと分からないってこと多いと思います。

人事をしていて思うのは、やっぱりヒューマン・ファクターって大きいな、ということ。

エース級の優秀な社員10人で構成されたチームと、エース級3人と7人の凡人で構成されたチーム、どちらが良い成果を出せるか?

と聞かれたら、

「チームワークの良いほうが勝つ」

と答えます。

どんな優秀な人ばっか集めても上昇気流が生まれる良い科学反応が起きなかったら、何も成しえません。

だから多国籍の会社は「異文化理解セミナー」などを開いて、従業員同士の相互理解を図ることがすっごく重要だと悟りました。

売上に直結しないので軽視しがちだけど、こういうところに投資せず、おなざりにする会社は成長は見込めないのではないかと。

 

あ、チームワークが良いって、甘々になれ合うってことではないですよ、ちなみに。

 

書籍を読むだけじゃ分からないことは多いと書きましたが、それでもすでに先人が苦労して得た知識や経験を読むということは、たいへん大きな助けとなります。

こういう書籍が手に入るのはありがたいです!!

グローバル人事の職に就いてる人も、他の職種についている人も、迷いや疑問が生じたら、他の人のお知恵を拝借しながら頑張りましょう!

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