「might want to」など人に何かを促すフレーズ ビデオゲームで学ぶ英語単語・フレーズ
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「~すべき」「~した方がいい」「~しなければならない」など、相手に何かを促すフレーズはいくつもあります。それぞれ少しづつ意味合いや強さが違うのきちんと覚えましょう。
相手に対する強制力の強い順から並べてみました。
・must(話し手の主観的な理由で)~しないといけない
・have to(客観的・常識的な理由で)~しないといけない
・had better~すべき
・ought to(客観的・常識的な理由で)~した方がいい
・want to (ought toのinformal版)~した方がいい
・should (話し手の主観的な理由で)~した方がいい
・might/may want to~した方がいいかもしれない
では分かりやすくするために、例文とともにそれぞれ詳しく見てみましょう。
must(話し手の主観的な理由で)~しないといけない
「must」は相手に「促す」というよりは「命令」になります。圧の強い言葉ですので使う場面をよく考えましょう。
例文1)
あなたは言われた通りにせねばならない。
You must do as you are told.
例文2)
決して遅れてはいけない。
You must not be late.
例文3)ファイナルファンタジー7リメイクp60より抜粋
バレット:自分も共犯であることを自覚して認めるべきだ。
He must recognize and accept his complicity.
have to(客観的・常識的な理由で)~しないといけない
日本語では「must」と同じく「~しないといけない」という意味に訳されていますが、ニュアンスは違います。下記の例文にある通り、業務を期日までに終わらせないといけないとか、重要な約束に送れないように早起きする、というのは常識的にやってあたりまえのことです。
このように周囲から見てもそれはそうしなきゃならないだろうというような場合には「have to」を使います。
例文1)
明日までにこの業務を終わらせなければならない。
I have to finish this assignment by tomorrow.
例文2)
明日は妹の結婚式なので早く起きなければならない。
Tomorrow is my sister’s wedding day, so I have to get up early.
例文3)ライフイズストレンジep1p2より抜粋
マックス:どうしても提出しないといけないようなことですか?
Do I have to? I just don’t think it’s that a big deal.
had better~すべき
日本語では「had better」を「~したほうがいい」と何だか柔らかいイメージの訳され方をされてる場合がありますが、ニュアンスとしては「~すべき、さもないと・・・」と脅迫的に聞こえるほどかなり強い圧がかかるフレーズです。「must」と同じく、使う場面をちゃんと選んで使いましょう。
例文1)
早起きすべきだよ。
You had better get up early.
例文2)
夜更かししちゃダメだよ。
You had better not stay up late.
例文3)ライフイズストレンジep4p13より抜粋
マックス:今はこのボードに集中して、手がかりをつなぎ合わせよう・・・。
I better focus on this board and start tying these clues together…
■ I better =I had better
ought to(客観的・常識的な理由で)~した方がいい
「have to」と同じく客観的・常識的な理由で「~した方がいい」という意味のフレーズですが、「have to」ほど強制力は強くありません。
下の例文でティファがケガをしたジェシーに対して「安静にした方がいいよ」という意味で「ought to」を使っていますが、これがジェシーの母親なんかでズバズバ言える人だったら「まったく、この子は、ちゃんと安静にしなきゃダメよ!」と言った感じで「have to」を使ったかもしれませんね。
例文1)
恥を知れ!
You ought to be ashamed!
例文2)
彼女をあざ笑うのは良くない。
We ought not to sneer at her.
*「not」を入れる位置を気をつけて下さいね。
例文3)ファイナルファンタジー7リメイクp21 より抜粋
ティファ:でも、安静にしたほうが・・・
Still, I think you ought to avoid putting any—
ジェシー:大丈夫だって!
I’m fine!
want to (ought toのinformal版)~した方がいい
「ought to」のカジュアル版です。カジュアル版なので日常会話ですごくよく使われています。「want to」を「~したい」としか覚えていないと意味が分からなくなってしまうので、こちらもちゃんと使いこなせるようにしておきましょう。
例文1)
ねえ、この本読んだ方がいいよ!
Hey, you want to read this book!
例文2)
知らない方がいいよ。
You don’t want to know.
例文3)ウォーキングデッドep2p24 より抜粋
カーリー:何てこと。リー、これ見たほうが良いわ・・・
Oh, god. Lee. You’re gonna wanna see this…
should (話し手の主観的な理由で)~した方がいい
shouldは「must」や「had better」と比べてソフトな言い方なので、日常会話で非常に頻繁に使われています。
例文1)
家にいた方がいいよ。
You should be at home.
例文2)
家にいない方がいいよ。
You should not be at home.
例文3)ライフ イズ ストレンジep1p10 より抜粋
マックス:すみませんけど、生徒をどなりつけないほうが方がいいですよ。
Excuse me, you shouldn’t be yelling at students.
might/may want to~した方がいいかもしれない
この「might want to」や「may want to」は相手に何かを促す時のすごく優しい言い方のフレーズです。
こちらもよく使われるのでしっかり覚えましょう。
例文1)
これを試してみてはいかがでしょうか。
You might want to try this.
例文2)
このチャンスを逃さない方がいいかもしれません。
You might not want to miss this opportunity.
*「not」の位置を間違えないようにしましょう。
例文3)ウォーキングデッドep2p9より抜粋
アンディー:誰かと一緒に戻ったほうがいいかもな。危険もありうる。
You might wanna take someone with you. Remember, those roads can be dangerous.
例文4)ウォーキングデッドep3p14より抜粋
ケニー:後ろにある駅舎の中も誰かが調べておいた方がいいかもな。
Someone might wanna have a look inside of that station back there, too.
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